スギちゃん風にいうと、
私も、アップしたたいていの曲で、「ここでかー」という「聞かせどころ」で、結構「雑音」出ちゃってるんだぜえ。ワイルドだろう?
…て、まあ、ほかのところがうまくいっているので、そのままアップしているが、実は自分でも結構気にはなっている。
「Mr.Crowley」とか、「Star Cycle」などが典型的だ。
といっても、私も、一応の「雑音対策」はしているつもりである。
ただ、もともと、昔から、大音量でやることがめったになく、家でちまちま小音量でやっていたので、あまり雑音を気にすることはなかった。だから、その対策も、あまり身についているとはいえない。
一応やっているのは、
左手で、弾く弦の付近くらいは、軽く押さえられるときは押さえていること(ほとんど無意識だが)。あと、雑音が予想されるところ(チョーキングや、速いリフなどで前の音を消さないと音がかぶるときなど)では、
右手のどこかしらで、弾く弦の付近または弾いた弦を軽く押さえて音を消す、ということぐらいだ。
プロなどでは、右手をガッチガッチに固めて、弾く弦以外の弦を常に触れて、予め雑音をシャットアウトして弾く人もいるようだ。しかし、私は、こんな弾き方では、とても普通にビッキングができない。
ただ、確かに、こうでもしないと、予期しない雑音には対処できないというのはあるようだ。大体、予期しない雑音は、失敗または思うとおりに弾けなくて、動揺したとき、「ここ」というところで、つい力が入ったときなどに出ている。思うとおり弾けなくて動揺するのも、「ここ」というところであることが多いから、結局、「ここでかー」というところで、出てしまうことになるわけだ。
まあ、私は、いまさら、これ以上の対策もできないので、今後もこういうことになり易いのは、仕方のないことと思っている。録り直せば、そこはクリアできるかもしれないが、どこかしらで、何かしらのミスは出てしまうものだし。
あと、失敗または思うとおりに弾けなくて、動揺したときに出る癖として、「はしょる」というのもある。これは、「CanonRock」や「Highway Star」で、かなりはっきりと出でしまっている。雑音と同様、耳障りといえば耳障りだ。これも、昔、メトロノームとか使って、正確なテンポで弾く練習してなかったのも、影響しているだろう。これらのことは、早めに身につけるには越したことのないものだ。
何しろ、
演奏っていうのは、結構、心理状態がそのまま出てしまうものでもある。また、もう一つ面白い現象として、聴くときも、その心理状態によって、演奏が全然違うものに聴こえて来るということもある。これは、
音楽の「微妙さ」であり、まただからこそ、「感情移入」して楽しめるものともなるのだろう。今、あまりギター自体弾けていないが、あと何曲か弾きたい曲があるので、超スローペースでも、アップしたいと思っている。