2012年06月04日

斯琴格日楽

私が、中華系音楽を聴くきっかけとなったのは、 斯琴格日楽(スーチンガリラ)という内モンゴル出身の歌手だった。「斯琴格日楽」は、もちろんモンゴル語の名前の当て字で、「スーチンガリラ」というもとの名前は、「智恵の光」という意味だという。

斯琴を知ったのは、昔BSニッテレでやっていた、「華流遊美(Hualiuyoumei)」という中国の今の文化を紹介する番組のエンタメコーナーで、紹介されていたからだった。3枚目のアルバム『我自己』から、『捍卫』と『我自己』が紹介されていたが、容姿や雰囲気、パワーのある歌声が印象的だったのと、特にロック調の曲『捍卫』のインパクトがあった。(Sogouという中国の音楽検索サイトによる視聴 http://music.sogou.com/singer/57/detailAlbum_%CB%B9%C7%D9%B8%F1%C8%D5%C0%D6!!%CE%D2%D7%D4%BC%BA.html?w=02021700 曲名をクリックすると再生できる。ただし、時間がかかることも。)※

作詞、作曲、アレンジ、製作の全部を自分でやっているということにも興味を持った。そこで、DVD付きのCD『我自己』を買って聞いたら、見事にハマってしまったのだ。紹介された2曲以外にも、いい曲がたくさんあった。モンゴルの民謡をアレンジしたものや、ロック調の曲、ポップな曲と、幅も広く、新鮮味があり、飽きさせない。東京で撮影されたDVDも、見ていて楽しい。

結局、アルバム『寻找』(DVD付き)、『新世紀』と溯って、CDを買うことになった。(写真)

DSC00033 (1).JPG


どれも、十分満足できた。
Youtubeにある曲を挙げると、例えば、前にも紹介した『蓝瓦顶的寺庙』(http://www.youtube.com/watch?v=R2L6RIeQ5Aw)、『故郷』( http://www.youtube.com/watch?v=Ke4Nfnngrf0 )など。


CD『我自己』には、簡単な自己紹介や自分の音楽に対する考えを綴った小冊子もついていて、がんばって訳したが、オープンできさくな性格の反面、音楽に対しては、かなりの完璧主義のようだ。この『我自己』の以後は、アルバムを出していないが、多分、この『我自己』を越えるものができないため、自分で納得して出すことができないでいるのだと思う。確かに、『我自己』は、初めて自分で全部製作したCDだけに、意欲作で、相当質が高い。なかなか、これを越えるものを出すのは、大変なことと思う。ただ、多面的で、いろいろ発展の余地もありそうなので、そのうち、出してくることとは思う。

コンサートなどの活動は、依然続けているようである。ブログもある(http://blog.sina.com.cn/sqgrl)。

捍卫』という曲について、少し述べよう。

サビの部分の歌詞は、

我真的是这样
也可以那样
可以捍卫我自己


で、「音」も、ゴロを意識した、繰り返しが多くて面白いが、意味は、

私はこういうふうにもああいうふうにも、
自分を守ることができるのだ。


ということである。

他の部分の歌詞は、なかなか意味がとりにくいが、要するに、今までそんなことは知らなかったかのように、「自分を防衛することができる」ということを歌っているのである。これにはちょっと驚きで、いかにも、オープンというか、「自然、天然」のところのある、斯琴らしい。

自分でも言っているが、このように、歌詞も、自分の中から出て来たものを、率直に歌っているので、その点の面白さもある。

※ アルバム『我自己』の他の曲が聞けるのはいいのだが、『捍卫』は、なかなか再生できないし、『我自己』は、『勇気』というほかの曲がかかってしまう。(中国ではよくあることでしょうが><)
 そこで、こちら http://mp3.sogou.com/music.so?query=%CB%B9%C7%D9%B8%F1%C8%D5%C0%D6&page=2&w=02009900&_asf=music.sogou.com&_ast=1338800621 から、49番目の『捍卫』をクリックして、再生して下さい。残念ながら、『我自己』はないようです。
ラベル:中華系音楽 
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2012年03月25日

郭美美 「愛情女神」


前回に引き続いて、今度は、アル・ディメオラのギターとヤン・ハマーのキーホードの共演(競演)曲をやろうかと思っていたが…、ヤン・ハマーのキーホードは再現できないし、あまりできそうもないギターのテンションも上がらない、ということで…

とりあえず、次は、昔もやっていた、アル・ディメオラのスローテンポの曲『Dark Eye Tango』のギターをやることにした。スローテンポといっても、ディメオラらしい聴きどころはある曲です。

今回は、中華系のアイドルで、もう一人私が注目していた歌手を紹介したい。それは、孫燕姿と同じくシンガポール出身の郭美美(Guo Meimei)。

「恋のマイヤヒ」の中国語版ガバー『不怕不怕』(http://www.youtube.com/watch?v=8RT3IPdbJQo)が大ヒットして、人気が出て、その後アルバムも2枚ほど出している。が、四川大地震の影響を受けて、直前に日本の紅白歌合戦に相当する「春節晩会」に出られなくなったことも影響してか、最近は、あまり話題にものぼらなくなったようだ。典型的な「一発屋」のパターンになっている。

声もいいし、歌もうまいし、雰囲気もあっていいのだが、確かに、王心凌のようなタレント性には欠けている。良くも悪くも、「歌の大好きな普通の女の子」という感じ。

その歌の中で、私は、『愛情女神』という歌(http://www.youtube.com/watch?v=-rdPNT_Cba4&feature=related)が好きである。

これも、「God is a Girl」(http://www.youtube.com/watch?v=5Gni33QiG0I&feature=related)という洋曲のカバーで、元歌もいいが、ちょっとユーロビートがきつくて、違和感がある。私は、声も雰囲気もピッタリの、郭美美の『愛情女神』の方がいいと思う。

歌詞も効いていて、初め、平凡な一少女が、「愛情女神」の力を受けて、「愛情の化身」のようになっていくのを歌っている。

途中、「愛情女神」の力は、凄みを増してきて、こんな感じになる。
(「你想吃饭」以下)

あなたがご飯を食べたいなら、私が豪華なディナーにする。
お茶碗を水で洗うのも、私がやる。
外に遊びに行きたいなら、すべての難を取り払う。
嵐が吹いても、太陽が出て来る。


もはや、少女が、愛情の女神の力を受けているのか、愛情の女神が一少女と化して恋しているのか、分からない感じ。
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2011年12月26日

「情人」と「老子説」


最近は、残念ながら、中華系音楽とは疎遠になっている。

スカパーで、中華系音楽のベストテン番組をやっていた局が、なくなってしまったのと、
「百度」などのサイトで、国外から曲のダウンロードができなくなっているらしいことも、影響している。

そこで、かなり昔のものではあるが、台湾のロックまたは歌謡曲で、聴いたときインパクトを受けたものを、また、2つばかり紹介してみたい。

まず、黄品源の『情人』。( http://www.youtube.com/watch?v=XWs0oWbRWxA&feature=related

MVが、ギャグになってしまうのは、台湾系ではおなじみのこと。

私は、これを、初め、「綜芸大哥大」で見たのだが、コテコテの演歌風の曲なのに、MV同様、女性ダンサーを何人か引き連れて、ロボットダンスで踊りながら歌ったのには驚いた。すごいというか、ハチャメチャというか。「融合」と言えば「融合」だが、しかし、これを「融合」と称していいものなのか。

歌詞も、まさにシンプル演歌風で、こんな感じ。

君は僕の恋人。バラの花のような女の人。
君の燃えるような唇で、夜中じゅう僕をとりこにしておくれ。

君は僕の恋人。ユリの花のように純情な人。
君の淡い体温で、僕の心の傷を癒しておくれ。


でも、曲はいいし、歌も味があるし、妙に気に入ってしまった。
この人、ギターもうまくて、挿入のギターはこの人のもののばずである。
で、いずれこれも、ギターでやろうかなどと思ってる。

次に、呉克群の『老子説』 (http://www.youtube.com/watch?v=gzk04ywX1J0&feature=related)

こちらは、あの古代の賢者の「老子は言った」という歌。だが、曲は、ロック調で、やはり、MVはギャグというより、ほとんどマンガ。老子が、ブレークダンスをするが、これも一種の「融合」と言うべきか。

でも、歌の内容は、一応マジメに、現在では誰も老子の言ったことを理解できなくなっているが、逆に、今こそ、老子が復活されるべきだ、みたいなものになっている。曲も、なかなかパワーのある、面白いものだ。

途中、セリフで、 老什么老
老子都不老子了


というのがあるが、「中国語」的にも面白い。この「老子」は、人物の老子ではなくて、(「親父」かとも思ったが)、多分、怒ったときなどに「俺」というときの言葉。

発音(声調)も、人物の「老子」は「lǎozǐ」(3声3声)、「俺」は「lǎozi」(3声軽声)と異なる。セリフは、音程がついているのか微妙だが、一応、「lǎozi」(3声軽声)の方になっている。

だから、意味は、「何だって?俺はもう(昔の)俺じゃないんだ!」」みたいな感じだろう。

いずれにしても、人物の「老子」に「掛け」ているのではあるだろう。

まあ、何しろ、台湾系は、「インパクト」が強烈なのが多い。
ラベル:中華系音楽
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2010年08月23日

ロック歌手 伍佰

台湾を象徴するような歌手を、さらにあげるとすれば、やはり伍佰(Wubai)だろう。

伍佰は、ロック歌手で、台湾ロックの象徴とも言われる。かなり硬派風の見かけだが、MVなどを見ると、何とも言えないユーモアが漂う。「激烈」な「演出」の中にも、「ユーモア」や「エンターテイメント性」が、自然と漂うという意味でも、まさに台湾そのものような存在と言えるだろう。

私は、初め、斯琴格日楽(※)の『藍瓦頂的寺廟』という曲の編曲者として、伍佰という名を知った。この曲は、モンゴルのちょっと憂いのある民謡を、軽快なロック調にアレンジしたものだが、ポップではあっても、安っぽくない、「味」のある曲に仕上がっている。( http://azby.videosearch.nifty.com/video/watch/9c45969f90b6c2cf?chartype= 又は http://v.ku6.com/show/kvI_LEI1LVafs729.html いずれも映像はかなり「酷い」が、曲は一応聴ける)

(※私が、中華系の歌手で、最初に好きになった歌手。いずれまた取り上げましょう)

途中、斯琴格日楽が「声」で「揺らぎまくる」聞かせどころがあるが、それも伍佰のアイデアかと思われる。(東儀秀樹のように、篳篥で揺らぎまくったり、アラン・ホールズワースのように、ギターで揺らぎまくるのはあるが、それを「声」でやってしまったという感じ)「聴かせる」、「楽しませる」という「演出」の巧みさを感じさせた。

後に、スカパーの番組で、伍佰自身のTVコンサートを見て、演出もそうだが、なかなかいい曲と演奏をしているので、好きになった。その後も、ときどき、スカパーのベストテン番組などにも、顔を出す。

曲としては、「愛情的尽頭」(http://www.youtube.com/watch?v=Xqt5wMOP4LU )や、「樹枝孤鳥」(http://www.youtube.com/watch?v=BasThX13l8U)などがいいだろう。

ユーモア漂うMVとしては、「焼火」(http://www.youtube.com/watch?v=yeSPXUa_rBk)や「太空弾」(http://www.youtube.com/watch?v=MgUlbaWRO3s&feature=related)がある。メンバー全員が、硬派風の「いかつい」面立ちな分、余計、ユーモア感が漂う。

台湾という、地元の「地」を意識した曲などから、沖縄の喜納昌吉を連想させるところもある。しかし、やはり、総合的な演出力とか、エンターティメント性では、伍佰の方が上と言わざるを得ない。
ラベル:伍佰 中華系音楽
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2010年08月15日

台湾系のアイドル

中華圏の中でも、台湾というのは、また独特のものがあって、面白い。

多分、国としてのアイデンティティを持ちにくいことも、大きく関係しているのだろう。どこか、「破れかぶれ」で、既製観念に囚われない、「ハチャメチャ」な「ノリ」が特徴。でも、大きく中国系の特徴として、個性が際立っていて、「エンターティメント」性も高い。だから、「エンタメ」関係にはとても強く、中華系音楽や娯楽番組が面白い。

私も好きな、台湾系のアイドル、S.H.E王心凌は、その典型的な存在ともいえそうだ。

S.H.Eなんか、一見どこにでもいる「普通」の女の子3人組なのだが、やはり、それぞれの個性がうまくかみ合って、聞き心地のよい音楽や楽しいバラエティ性を生み出している。そして、王心凌もそうだが、「エンターテイメント」ということに徹している。それが、別に「プロ意識」という、特別の意識でされているという感じではなくて、ごく「自然に」、そうなっているという感じである。

S.H.Eは、7年も一線で活躍していて、別に解散の話などもなく、普通にアイドルをやり続けている。もともと「普通」のままやっているので、「普通」に戻る必要などもないのだろう。

台湾のバラエティ番組として、「綜芸大哥大」(※)というのがあって、実は、私がS.H.Eや王心凌を知ったのは、この番組にゲストとして出ていたからだった。これも、生粋のエンターテイナーそのもののような、司会の菲哥とよく絡んでいて、印象に残ったからだが、それにしても、一見「美少女」風の王心凌は、やはり、ちょっと意外で、余計インパクトがあった。

(※動画:王心凌が出てるのは残念ながら削除されている。SHEが出てるもの http://www.youtube.com/watch?v=8T08nixpb5c&feature=related
日本語字幕付きのもある SHEのElla出演 http://www.youtube.com/watch?v=IBILbk3LpSE

私が見たのは、彼女が、初めてこの番組に出た時で、まず「愛你」という、何とも言えない陽気な歌(http://www.youtube.com/watch?v=X2yupTmbQ6o )を披露した。明らかに口パクだったが、その分、そのちょっと「奇怪」な踊りを、おもいきり「大きく」踊って、それも目を引いた。

次に、彼女は、なんと、日本では、もはやお目にかかれない、「波拉棒」芸を披露したのである。2本の棒でもう一本の棒をバトンのように操つる、ジャグラーのような芸だが、最後には、「スペシャル」と称して、両端に火をつけてやろうとする。すると、ゲストに、悪いことに、台湾の一際濃い「オネエ」がいて、「小心!(気をつけて)」とか、「算了吧!(やめたら)」などと叫んで、応援しているふりをして、邪魔をするので、なかなかできない。しかし、彼女は動じることなく、「給我機会(機会をちょうだい→やらせてよ、ぐらいの意味)」と「オネエ」の「攻撃」も難なくかわして、見事に演じ切る。

司会の菲哥からは、次来たときは、「口から火を吹くやつ」をやってくれと、言われていたが、大型人気番組への初出演で、これだけ堂々と、物おじせず、楽しげに演じ切っていたので、これは、「大物になるな」と思った。当時台湾では、既に十分「大物」に近かったのだろうが、実際、現在は、正真正銘「大物」のアイドルの一人となっている。

日本でも、かつての「作られた」アイドルと違って、今のアイドルは、「自然体」でやってはいるが、やはり、「個性」とか、根っからの「エンターティメント性」という点では、中華系特に台湾系のアイドルの方がずっと上というべきだ。

何しろ、台湾は、「中国的」なものと、「日本的」なもの、さらに「西洋的」なものが、雑多に融合して、インパクトのあるものを生み出しているのだが、やはり、それが、どこか、「破れかぶれ」で、「激烈」に「演じられる」のが、「面白み」に通じているのだと思う。

※ S.H.Eも王心凌も、2006年末に、日本に来て、「日中友好コンサート」に参加している。このときも、この2組はかなり目立っていた。歌、演出も良かった。(Youtubeの映像 SHE http://www.youtube.com/watch?v=F9Dvy09gILk&feature=related   王 http://www.youtube.com/watch?v=VoIUisSQVJo)ちなみに、中国のメル友も、王心凌は好きと言っていた。S.H.Eもそうだが、意外にも、王心凌は女性の人気も高いのだ。

最新のヒット曲は、 S.H.E「SHERO」(http://www.youtube.com/watch?v=hizT3PkuJOw )王心凌「Happy Loving」(http://www.youtube.com/watch?v=fniQZ4ZHlOQ )。ともに、ベストテン番組で上位に入っていた。しかし、王心凌の最初のセリフ、「Coffee,tea or me?」って…
ラベル:中華系音楽
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2010年02月10日

孫燕姿『我要的幸福』試訳


前に孫燕姿を好きになったきっかけとして紹介した、「我要的幸福」(動画 http://www.youtube.com/watch?v=AmJDy4edFF8 )。詩もなかなかいいと言ったが…

この詩は、簡単に訳せそうで、意外にうまく訳せないという感じがしていたが、このたびひと通り訳してみた。原詩は、動画がカラオケ用なので、画面に大きく出てきます。歌詞は、たとえば、ここにもあります。 http://bitex-cn.com/aboutchina/song/song_view_2888.html
中国語に興味のない人も、どんな内容か気になる人はいるかもしれません。

こうやって日本語に訳してしまうと、なんてことはないようだけれども、シンプルで、あまり肩ひじの張ってない感じが、いいです。

愛情に捧げるため 忙しく生きるため
どうしてこんな苦労をするのか しっかり心に留めよう

両目を用いて 夢想の中で道を探す
道を尋ねるときに 格好なんかつけてられない

とてもわからない どんなスピードか
世界の変化の歩みに合わせるなんて

生きることは 粘土を形づくっていくことのよう
幸せ 私の幸せは 徐々に見えてくる

夢想 理想 幻想 狂想 妄想…

私はただ一歩ずつ 行くべき方向を確かめたいだけ
たとえ途上で くじけることに出会っても

生きることは 自分で選んだ衣装と同じ
幸せ 私の幸せは 縛ることはない
幸せ 私の幸せは 遠いところにない
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2009年12月20日

孫燕姿ほか

今年最後は、私の楽しみの一つである中華系音楽のことで。

といっても、別にディープに聴きまくっているわけではなくて、好きな歌手以外は、スカパーのTVB8のベストテン番組を見る程度。(ちょっと高いので、出たり入ったりを繰り返している。月1回の解放デーは無料で見れる。)

日本と同じで、ヒット曲の入れ替わりは激しく、消費されては忘れ去れてれて行くという感じにはなっている。まあ、この局は、台湾と香港が中心なので、日本と事情が似ているのは当然でもあろう。同じような曲、つまらない曲が多いのも事実。でも、日本にはない、新鮮であったり、インパクトの強いものも時々あるので、そういうのは特に印象に残る。

最近印象に残ったのを、いくつかあげてみる。

一つは、今回一位にもなっていた、「閃閃惹人愛」 蕭亞軒(動画 http://www.youtube.com/watch?v=GNYWCTrBZYY&feature=related


初めは、英語の曲のカバーかと思ったが、そうでもないようだ。実際、英語の曲と比べても、遜色がないでしょう。中国語は、こういうダンサブルな曲にも、ピッタリと乗るから、いい。日本語では、こうはいかない。

次に、ちょっと前になるが、「空城」 楊坤(動画 http://www.youtube.com/watch?v=vtKLFCPDgcQ

男だけど、前に紹介したalanと同じく、高音聴かせ系の歌手。日本でいえば、平井健にあたるのか。かなり、いけてると思う。

そして、最後に、私の好きな歌手の一人、孫燕姿の「木欄情」(動画 http://www.youtube.com/watch?v=V3C26J_YoIA)この曲も、現在七位に入っている。

中国映画「花木欄」の主題歌でもある。孫燕姿は、たぶんこういうヒット曲は、久しぶりになると思う。決して、そんなに「うまい」わけではないが、味で聴かせるタイプ。大勢のコンサートなどよりも、しっとりとピアノの弾き語りなどで聴かせる方が似合ってる。この歌も、重厚な感じの曲に、相変わらずの、孫燕姿節が効いている。

孫燕姿には、ヒット曲は多いが、もっとも有名なのは、たぶん「光」(動画 http://www.youtube.com/watch?v=HD6P_RS0504)だろう。北京オリンピックでもかかっていた。

私が、好きになったのは、「我要的幸福」(動画 http://www.youtube.com/watch?v=AmJDy4edFF8 )がきっかけで、歌詞とかもなかなかいい。

「私の(欲する)幸せ」といっても、私の「幸せ」はこうだと御託を並べてるのではなくて、こういう移り変わりの激しい世の中で、「幸せって何なのか」分からないが、それでもだんだんと見えてきた、ということを歌っている。

該問路的時候 我不会装酷」 (道を探すときに、かっこうなんかつけてられない)というのがいい。「」(ku)は、「ひどい」の意味もあるけど、「かっこいい」の意味になる。英語の「cool」の音訳のよう。

中国語の歌詞では、韻を踏んでいることが多くて、この曲でも、初めは、「―u」、途中で「−ang」、最後にまた「―u」と凝っている。でも、その分、たぶん中国語的にも、ちょっと不自然な言葉が選ばれたりすることもあるようで、日本語に訳すのは、よけい大変になったりする。
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