Jeff Beck(ジェフ・ベック)は、昔聴いて、衝撃を受けたギダリストの一人で、是非自分でもやりたいと思わせられた。
初めに聴いたのが、アルバム『Wired』(ワイアード)の中の、この曲だった。特別「うまい」わけでも、「速い」わけでもないだろうが、ロック・スピリットあふれる独創的なフレーズが、次々に飛び出してくる感じで、魅惑された。全編、ギターのインストゥルメンタルで、ギターの魅力が、全面に押し出されているのも、たまらないものがあった。
ただ、この衝撃は、ヤン・ハマーのキーボードとの、「掛け合い」のような共演(競演)によるところも大きい。アル・ディメオラもそうだが、ヤン・ハマーのキーボードとの「掛け合い」によって、ギターの魅力的なフレーズが引き出されている面がある。
ヤン・ハマーのキーボードは、ギターのチョーキング風の演奏をするのでも有名。今回、ヤン・ハマーのキーボードも演奏してみたが、私のキーホードには、トランスポーズという音程を変える機能はあるが、既に出している音を半音や一音上げることはできないので、残念ながら、このチョーキング風の演奏は再現できない。それで、演奏も、かなり「しょぼい」感じになってしまった。
でも、今回は、この曲の、ギターとキーホードの両方をやってみたいというのがコンセプトだったので、そのままアップします。
次回も、やはり、ギター&キーボード(ヤンハマー)のさらに難しい曲に挑戦する予定。
ラベル:ギター